歌のレッスンはマンハッタンのミッドタウンにあるレッスンスタジオ Shetler Studios。 マンハッタンの古い建物で小さなレッスン室がひしめき合い、廊下にいると、パワフルな歌声が聴こえてきて、圧倒される。
ひえー、こんな所でレッスンなんて。幼稚園とはあまりにも雰囲気が違いすぎる。やっぱりプロを目指す人たちは違うのねー。
時間になり、レッスン室のドアをノックすると黒づくめのかっこいいれみな先生が出現。私もりんもドキドキしながらレッスン室に入る。まずは発声練習から。きらきら星の歌を半音ずつ上げながら歌う。さすがれみな先生、小さい子供の扱いがうまい。だいぶ娘も自信がついたようである。
I won’t grow upも何とか歌えるようになり、ちょっとセリフの練習やインタビューの練習もし、レジュメやヘッドショットの写真の撮り方も教えていただく。レジュメは今までのシアターの経験、歌、ダンス、その他の経験などを書く。よく考えたらピアノでカーネギーホールで何回か演奏しているし、バレエでも発表会でソロを踊ったし、幼稚園でも劇をしていたので、いくつか書くことはあった。つくったのはこんな感じ。これを写真と同じ大きさに切り(写真より微妙に大きいので)、反対側に2つの角をホチキスでとめる。
ヘッドショットは8x10インチ(A4くらい)の大きさ。裏庭で何枚か撮ってこんな感じ。まあプロが撮ったようには見えないけど、子供らしさは出ているだろう。スナップショットでも良いと書いてあったし時間もないのでこれで勝負!(あとで気がついたけど、これだと髪の毛の長さが分からないので、NG。ピン留めもない方がいいでしょう。バックももっとぼけるほうになる方が良い。)
いざオーディションへ!