6. 台詞も読んだ三次オーディション

3次オーディションは月曜日の昼過ぎに電話とメールで連絡がきて、オーディションはなんと翌日!夏休みでよかった。この業界はいつオーディションがあるか、コールバックはくるのかこないのか、全く予測がつかなく、土壇場が多い。はっきりいって心臓に良くない。コールバックがあったら、もう気分は最高潮。でも残念でしたという連絡は来ないので、ほったらかされた状態になり、他にオーディションを受けた知り合いに探りをいれて、自分はコールバックがなかったことに気づいたりする。

さて、3次は好きな歌を準備し(song of your choice)、台本の一部(sidesという)が添付で送られてきたので、台詞を読むとのこと。初めての台詞!台本は1幕のアンナ先生と子供たちの授業のシーン、そして2幕の最後に一番小さな女の子がアンナ先生にイギリスに帰らないでほしいと手紙を読むシーン。↓以下のようなページが5枚送られてきた。

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この台詞のシーンはれみな先生とレッスンをした時に練習をしていたものだったのでラッキー。幼稚園の劇でも台詞はなかったもんなー。セリフがあるとやっぱり役者って感じする。(当たり前だ) 歌はGetting to know youを歌うことにする。一応、数日練習したところ、だいぶ音程もましになってきた。

さて、オーディションの場所は同じく、Telsey & Companyへ。

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今回はアポの時間が決まっているので、そんなに待たなかった。他に待っている人の中で、同じくアジア人の9歳の女の子がいた。その子の親に話しかけたら、なんとメリーランドから来ているという。車で3時間の距離。既に地元版の「王様と私」の舞台に子役として出演の経験があるそうで、余裕があるように見えた。「もし受かったらニューヨークに引っ越すの?」とお母さんに聞くと、「やってみないとわからないわね」という返事。

さて、オーディションはその女の子が先に済ませ、中から審査員がでてきて、”She did awesome!”と親に言う。その後に部屋に入っていったりんは、うまくいったようだが、その審査員は”She did great!”と言ってくれた。”She did great.”という表現は、結構どっちにもとれるんだよね。まあ、とにかくここまできたのはすごいことだと娘を褒め、あとは待つしかない。

すると、翌日にCall Back!今度はリンカーンセンターでのオーディションで、一週間後。れみな先生によると、今度はディレクターも審査員の中にいるだろうから、予習しておくように、とのこと。

りんは、「え?まだオーディションあるの?いつ終わるの?」

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